保健医療学研究科 修士課程

大学院 概要

人を尊び、命を尊び、個を敬愛す

湘南医療大学大学院は「人を尊び、命を尊び、個を敬愛す」の理念のもと、人とのふれあいを通して、他者を思いやり、生あるもの全てに感謝し、その人らしさを大切にする教育を実践し、すべての人々の幸せに役立つ人材の育成を目指します。

目的

湘南医療大学大学院は、本学の理念に基づき、保健医療学の学理及び応用を教授研究し、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い、健康と福祉社会の進展に寄与することを目的とします。

研究領域

保健医療学研究科 保健医療学専攻  修士課程

領域 概要
健康増進・予防領域 保健医療福祉の制度に精通し、地域において多職種と連携協働しながら健康社会を支え、障害の予防や改善、生活の再構築、そして地域社会における自立生活の安定化、QOL(生活の質)の維持・向上を実践し、有効性を高める実務に則した研究を行い、高度専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を培います。
また本領域には、高度実践看護師教育課程 がん看護学(がん看護専門看護師)および感染看護学(感染看護専門看護師)を新たに設置いたしました。
心身機能回復領域 精神・身体機能を総合的に評価し、これらの障害の課題を解決可能とする研究能力を獲得し、障害克服の実践的な支援を修め、高度専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を培います。
助産学領域 周産期医療の高度化および多様なニーズに対して、研究的な課題解決能力と高度専門的な状況判断と助産ケアを修得できること、同時に出産施設と地域を連結して継続支援できる高度専門職業人(助産師)の基礎を修得する能力を培います。

入学定員

12名 (うち助産学領域4名)

修業年限

2年

修了要件

本研究科に2年以上在学し、合計32単位以上を取得するとともに、必要な研究指導を受けた上で、本研究科が実施する修士論文審査及び最終試験に合格したものに、以下の学位を授与します。

  • 修士(保健医療学)

    また、上記の修了要件に加え、助産学領域の選択科目13 科目34単位の内、「助産学教育・研究・実践論」科目を除く12 科目33 単位を取得した者に、以下の資格を与えます。

    • 助産師国家試験受験資格

      また、上記の修了要件に加え、共通科目の「保健医療学特論」、「医療倫理学特論」、「研究特論」、「医療管理学特論」、「看護教育特論」、「看護理論」、「コンサルテーション論」の中から8単位を履修し、かつ、「形態機能・病態学特論」、「フィジカルアセスメント」、「臨床薬理学」の6単位を履修し、専門科目から「がん看護学特論Ⅰ~Ⅴ」、「がん看護学演習Ⅰ~Ⅵ」、「がん看護学実習Ⅰ~Ⅲ」の24単位を履修した者に、以下の資格を与えます。

    • 高度実践看護師(がん看護学)受験資格

      また、上記の修了要件に加え、共通科目の「保健医療学特論」、「医療倫理学特論」、「研究特論」、「医療管理学特論」、「看護教育特論」、「看護理論」、「コンサルテーション論」の中から8単位を履修し、かつ、「形態機能・病態学特論」、「フィジカルアセスメント」、「臨床薬理学」の6単位を履修し、専門科目から「感染看護学特論Ⅰ~Ⅴ」、「感染看護学演習Ⅰ~Ⅱ」、「感染看護学実習Ⅰ~Ⅲ」の24単位を履修した者に、以下の資格を与えます。

    • 高度実践看護師(感染看護学)受験資格

卒業後の進路

  • 臨床職として (病院・診療所・施設・訪問ステーションなど)
  • 自治体の医療機関にて (保健所・保健センター・行政など)
  • 教育・研究者として (保健医療分野の大学教員・研究所など)
  • 博士課程への進学
  • 進路状況

    2020年度 修了生数6名 教育・学習支援業2名、医療・福祉関係4名

    2021年度 修了生数5名 教育・学習支援業2名、医療・福祉関係3名

    2022年度 修了生数7名 教育・学習支援業0名、医療・福祉関係7名